リビングに向かいます。断熱材はセルローズファイバーを使ってい
るので、断熱性、調湿性抜群です。
だから、完全に間仕切る必要がほとんどありません。
ところで、TBS「夢の扉+」で紹介されてた板倉構法という木造建築技術
による「板倉の家」って何なんだろうと思って調べてみたら、大変な技術で
した。
1000年以上にわたって、風雪や地震から大切な宝物を守り続けてきた
「倉」ってご存知ですか?
そこに使われている木造建築技術に「板倉構法」ってのがあるらしい
んですが、現代の技術を融合させて、21世紀の家作りの現場に、新た
な息吹を吹き込もうとしているのが、筑波大学名誉教授の安藤邦廣。
65歳のおじいちゃんなんですが、彼がまたすごい。
安藤教授は、断熱材や合板などを使用せず、ほぼ木材のみで作り上げる、
“現代版・板倉構法”を考案したんです。木材の持つ優れた断熱性、調湿性
に加えて、その特性をいかして、震度7以上にも耐える耐震性と防火構造
をも実現したんです。
確かに、木材は断熱性にも優れているんだけど、断熱材が木材だけだと
今の人にはちょっと我慢できないかも.....